男子テニス界は、錦織圭選手の
世界ランキングが、年々、上がってきて
先がすごく楽しみですよね~
大きな大会をテレビで見ていると、
ファイナルや、セミファイナルの試合では、
この大会で優勝すると、この選手の
ランキングは、こうなります・・・とか、言っています。
トップ選手の、ジョコビッチやフェデラー、
ナダルなんかも、顔ぶれは変わらなくても
ランキングは、ちょこちょこ、変わってたり。
世界ランキングって、どういう仕組みなんだろう??
って、思うんですよね。
なので、今回は、それを調べてみようかな
と思って、がんばってみました(^^♪
昔っからのテニスファンも、
にわかテニスファンも、要チェック!!です。
テニスの世界ランキングとは?
日本では、テレビで放映される、プロの
テニスのゲームは、限られていますけど、
錦織選手をはじめ、プロの人たちは、
1年じゅう、世界を飛び回って、試合を
こなしているんだそうです。
そんな、世界の男子テニスツアーは、
ATP(Association of Tennis Professionals)
という組織が、管理、運営をしています。
なので、テニスの世界ランキングというのは、
「ATPランキング」のことなんですって。
で、このATPランキングによって、大会の
出場権やシード選手を決めているわけなんですね。
では、その決め方を、次に説明してみますね!
テニスの世界ランキングの決め方!
ランキングは、ずばり、ポイントで決まります。
過去52週(約1年)のあいだに、
出場した大会のうち、成績のよかった
18の大会のポイントの合計!!
なんですよ。
(11月に行われる、ATPワールドツアー
ファイナルに出場した、選ばれし8名の
選手は、19大会の合計)
勝つほどに、ポイントは高くなるワケですが、
大会のグレードによって、獲得できる
ポイントは、変わってきます。
もっともグレードの高い大会は、
グランドスラムと呼ばれる4大大会です。
4大大会ってなに?と言われる方は、こちらを見てくださいね。
その下に、
- ATPワールドツアーマスター1000
- ATPワールドツアーマスター500
- ATPワールドツアーマスター250
と、続きます。
ちなみに、ATPワールドツアーマスター1000は、以下の9つの大会です。
- BNPパリバ・オープン(アメリカ カリフォルニア)
- ソニー・オープン(アメリカ フロリダ)
- モンテカルロ・マスターズ(モナコ)
- ムチュア・マドリード・オープン(スペイン マドリード)
- BNLイタリア国際(イタリア ローマ)
- ロジャーズ・カップ(カナダ)
- ウエスタン&サザン・オープン(アメリカ オハイオ)
- 上海・ロレックス・マスターズ(中国 上海)
- BNPパリバ・マスターズ(フランス パリ)
ATPワールドツアーマスター500は、以下の13の大会。
- ABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメント(オランダ)
- リオ・オープン(ブラジル)
- ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権(UAE ドバイ)
- アビエルト・メキシカーノ・テルセル(メキシコ)
- バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン バルセロナ)
- ゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ ハレ)
- AEGON選手権(イギリス ロンドン)
- ベット・アット・ホーム・オープン(ドイツ ハンブルク)
- シティ・オープン(アメリカ ワシントンD.C.)
- チャイナ・オープン(中国 北京)
- 楽天ジャパンオープン(日本)
- バレンシア・オープン 500 (スペイン バレンシア)
- スイス・インドアーズ・バーゼル(スイス)
ATPワールドツアーマスター250は、
年間40の大会があるそうです。
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獲得できるポイントは?
4大大会 | マスター1000 | マスター500 | マスター250 | |
---|---|---|---|---|
優勝 | 2000 | 1000 | 500 | 250 |
準優勝 | 1200 | 600 | 300 | 150 |
準決勝 | 720 | 360 | 180 | 90 |
準々決勝 | 360 | 180 | 90 | 45 |
ベスト16 | 180 | 90 | 45 | 20 |
ベスト32 | 90 | 45 | 20 | |
ベスト64 | 45 | 10 | ||
ベスト128 | 10 | |||
予選 | 25 | 25 | 20 | 12 |
つまり、4大大会なら、優勝すれば
2000ポイントが加算されるわけです。
もちろん、期限は、約1年なので、
前年の同じ大会の獲得ポイントは、消滅します。
なので、昨年も今年も優勝したら、
ポイントの増減は、なし。
でも、昨年が準優勝で、今年が優勝なら、
差し引き、800ポイントがプラスされることになります。
ツアーファイナルのポイント計算方法!
最後は、ツアーファイナルのお話です。
2014年には、錦織圭選手が初めて出場して
話題になりました。
ランキング上位8人だけが出場できる
ちょっと特別な大会です。
(ランキング上位8人といっても、
この大会用の特別なランキングとルールが
あるんだそうです!)
この大会は、ほかの大会のような
トーナメントだけではなく、
ラウンドロビンと呼ばれる、4人ずつ
2グループの総当たり戦から始まります。
1人3試合を行い、上位2名が決勝ラウンドに
進出します。
勝ったときに、獲得するポイントは・・・
- ラウンドロビン 200
- 準決勝 400
- 決勝 500
全勝して、優勝すると、1500ポイント
獲得しますし、ラウンドロビンで
1敗して、優勝すると1300ポイントの
獲得となります。
この大会に出場して、獲得したポイントは、
ランキングに組み込まれる18の大会の
ポイントとは別に、ランキングポイントに
加算されます。
なので、ツアーファイナルに出場した選手は、
ちょっと得する!?感じに思えますよね(^^♪
ただ、ランキング30位以内の上位選手は、
- 4大大会はすべて
- マスター1000はモンテカルロを除く8大会
- マスター500は4大会
以上16大会は、出場の義務があるんだそうです。
ケガで4大大会を1つ欠場した場合、
「0ポイント」が加算されちゃうんですね。
ちなみに、2014年8月末からの錦織圭選手の
獲得ポイントは、こんな感じです。
- 全米オープン 準優勝 1200p
- マレーシアオープン 優勝 250p
- 楽天ジャパンオープン 優勝 500p
- 上海ロレックスマスターズ 2回戦敗退 10p
- BNPパリバマスターズ 準決勝敗退 360p
- ツアーファイナル ラウンドロビン2勝 400p
こうやって、ポイントを重ねていった結果の
ランキングなんですね!
錦織選手、来シーズンの活躍も楽しみです(^^♪
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