京都の祇園祭の鉾(ほこ)って、こんな狭い道に
建っているものもあるって、知ってました?
なんだか、大通りに建っている鉾より
大きく見えますよね!
(えっ、私だけ!?)
ところで、祇園祭って、
山や鉾が建ったところ、
夜店が出て、お囃子がにぎやかなところが、メインですけど、
実は、7月1日~31日まで、
1か月にわたって行われる
八坂神社のお祭りなんですよね。
にぎやかなお祭りだけじゃなくて、
神事も、いろいろと、行われるんですよ^^
それはさておき・・・
7月12日は、祇園祭の曳き初め(ひきぞめ)に
行ってきたんです。
曳き初めとは??
曳き初めというのは・・・
鉾の試運転。
10日から組み立てはじめた鉾が
17日の本番に、きちんと動くか
ためしに引っぱってみる日なんですね。
こんな感じで、一般の人も参加できちゃうんです(≧▽≦)丿
本番はNGな、子どもや女性も、
この日はOKなんですよ~^^v
地元の小学生や、女子大生も
引っぱってます。
日程は、2014年のものですけど、
毎年、だいたいこんな感じです。
7月12日
14:00 函谷鉾
14:30 鶏鉾
15:00 月鉾・菊水鉾
15:30 長刀鉾
7月13日
15:00 放下鉾・船鉾・岩戸山
7月20日
14:00 大船鉾
15:00 北観音山・南観音山
今年(2014年)は、曳き初めの日が
土曜、日曜なので、人も多めです・・・(;´∀`)
そして、私たち(正確には、パパと長男)が、
曳いたのは、月鉾です。
月鉾の曳き初め
↑この写真は、ちょうちんもつけられて、
動く気配なんて、これっぽっちもないですけど、
曳き初めでは、100mほどの距離を、
西へ東へ、西へ東へと動かします。
で、このときは、進行方向を変えるときに
Uターンしたりはせず、綱をつけかえて
バックするんですよ。
なので、はじめに綱をGETしそびれても、
鉾の後ろについて行けば、
進行方向を変えるときに、綱を持てちゃいます(^^♪
パパと長男も、
そんな感じで、参戦しました。
そして、鉾が定位置にもどってきたら
「綱を放さないでね~」
と言われ、待っていると
月鉾に乗ることができる拝観券を
配ってくれました。
月鉾の場合は、1000円のちまきを買ったり、
手拭いを買ったりすると、
鉾に乗せてくれるので、
鉾に乗りたい!
という人にとっては、1枚1000円相当の
価値があると考えていいかしら・・・^^
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長刀鉾の曳き初め
月鉾が、無事終了すると、
菊水鉾も、帰ってきているところでした。
それが、冒頭の写真。
狭い道に帰っていきます~
それを軽く、見送ったら、12日の最後は
長刀鉾の曳き初めです。
長刀鉾は、お稚児さんが乗るんですよ。
毎年6月に入ると、お稚児さん1人と
禿(かむろ)2人が発表されます。
どちらも、9~10歳くらいの男の子です。
ちなみに、「禿」は、稚児の補佐役ですね。
昔は、どの鉾にも、お稚児さんが乗ったそうなんですよ。
でも、現在は、長刀鉾以外は
人形に変わっています。
今年のお稚児さんは、9歳の男の子。
京都のお漬物屋さんの社長さんの息子だそうです。
なんでも、このお稚児さんに選ばれると
すっごーく、お金がかかるそうで、
事業家のおうちから選ばれるケースが多いそうですよΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
で、本題は・・・
そう!長刀鉾の曳き初め!
長刀鉾の近くは、とにかく
すごい人・人・人でした。
鉾の進行を、妨害しない程度には
交通規制されるんですけど、
完全に通行止めになるわけじゃないので
人が、歩道に集中するんです。
近くまで行ったら、押しつぶされるかと思った~(||´Д`)
子どもも一緒なので、
身動きとれなかったときは
どうしようかと思いました。
鉾が動きだせば、人も流れるのでいいんですけど、
曳くのは、ちょっと無理~( >д<)
なので、後ろをついて行くことにしました。
うんうん!(^-^)
そうそう、横にまわってみると・・・
木の骨組みに、縄がグルグルと巻きつけてあります。
祇園祭の山や鉾って、くぎを1本も使わずに
組み立てるんですよ~
曳き初めのときも、そうですけど
本番でも、飾りをつけて、人を乗せると
10トンの重さになるんですって!!
そんな、鉾の骨組みは、木と縄なんです。
そして、長刀鉾の曳き初めですけど・・・
500mくらい進んで、もどってきます。
ちなみに、私たち、もどるときに綱を曳こうと
鉾について行ったんですけど、
結局、見ているだけにしちゃいました。
もどっていく鉾を見送って、
のんびり帰ろうとすると・・・(;´∀`)
ほら!!
鉾の進行にジャマなため、たたまれていた!?
信号機を戻す作業が、行われはじめました。
そうそう、長刀鉾も、曳くと
拝観券をもらえるそうですけど、
この鉾、今でも女性は、乗ることができないんです。
残念ですね~
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